今回の目的であった大体の用事が終わり、一旦引っ越しの為に帰国することにしたのでお土産を買いにはしった迪化街で見つけたのは”森高砂珈琲”。森高砂の「高砂」は日本統治時代、台湾原住民に名付けた「高砂族」からとっているそうです。
台湾で珈琲がとれることが驚きだったのですが、なんと台湾のコーヒーの木はもともと日本統治時代に日本人が植えたのが最初なんですって!!!
こちらの建物、外観が実に素敵なんですが、実は1930年代にも台湾人がはじめて開いたと言われる「維特咖啡」(Café Werther)というカフェが入っていたのだそうです。その後時代とともに様々なお店が入れ代わり立ち代わり、そして現在台湾珈琲の森高砂珈琲になるという、なんだか建物の運命を物語っているような感じですね。
珈琲を頼むとなんだかカフェとは思えないトレイがやってきました。ガラスの容器に入った珈琲にガラス管に入った珈琲。何が始まるんですか?って感じですが、珈琲の味わいを理解するにはアイスで飲むのがいいのだとか。うーん、ただただ不思議。笑
味わいは非常にマイルドな珈琲といった印象で、飲みやすかったです。
『森高砂珈琲』
台北市大同區延平北路2段1號
℡:02-2555-8680